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子どもの作品

緊急事態宣言下の日記

 今年は、コロナがはやり、なにもかも中止となりました。私は、「早くコロナがおさまればいいなあ」と思っていたけど、3学期になってまたはやりだし、とうとう緊急事態宣言となってしまいました。楽しい行事も中止となりました。久留米市の駅伝大会もその一つです。
 私は、12月の持久走大会で、駅伝の選手が選ばれると聞いたとき、「無理だろうな」と思いました。でも、キセキてきに選ばれました。いろんな友達が選手に選ばれていて、みんな私より足が速い人ばかりでした。こんなんじゃ、みんなに追いつくことすらできない・・・。そう思いました。やっぱり、2学期の練習は、最後のほうばかりで、くやしいとも思わず、「最下位はあたりまえ」と思っていました。
 冬休みに入ってすぐのころ、あるアニメを見ました。それは、あきらめずに男の子がサッカーの練習をするアニメです。へたくそな男の子が、みんなの役に立ちたいという根性から、学校の周りを走ったり、放課後一人で練習したりする物語でした。そのアニメを見て、私も、みんなの役に立ちたいという思いがうまれました。それから、私は、冬休み、ずっと自主練習をしました。
 冬休みが終わり、3学期初めての練習。私は冬休みの努力を見せたいと思い、8分間走で自分の力を全て出しました。すると、1度だけ、1度だけですが、全ての女子をぬかすことができました。冬休みの自主練は無駄じゃなかった、と思いました。
 木曜日の練習。とつぜん、「駅伝大会は中止となりました」と言われました。
 びっくりしました。くやしくて、かなしくて、心がいたくて。でも、かんとくや6年生の前では泣けませんでした。6年生にとっては最後の大会です。かんとくや6年生がくやんでいるすがたを見て、私は大きなバトンを受けつぎました。今年の6年生のぶんも私が来年がんばる。6年生では、キセキで選ばれるのではなく、努力して選ばれる。6年生のなみだ。かんとくのなみだ。全てをうけついで、来年、南小を1位にしたい。そんな目標を持ちました。

(ある5年生の日記です。)

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